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 米のとぎ汁を活用


お米のとぎ汁を皆さんはどうされていますか?

とぎ汁の正体は糠(ぬか)です。

糠(ぬか)にはビタミンB1,B6,E,でんぷん,脂質,食物繊維,ミネラル,鉄分など含まれ、また抗がん作用や歯石予防効果などのある成分も含まれると言われます。

近年、玄米が体に良いと言われるのはこのような成分が多く含まれるからでしょう。

白い米と書いて粕(かす)、白米は栄養分のないカスだと言う人もいます。

玄米はさておき、お米のとぎ汁の活用法をまとめてみましたので是非お試し下さい。


≪ 植物の水やり ≫

花や野菜を育てられている方はお勧めします。

上澄み液の方が良いでしょう。

もちろん米糠(こめぬか)を与えてもOKです。

実際に私は自然農栽培で、収穫したお米を精米した後に、田んぼに糠(ぬか)を撒きました。

しかしながら、とぎ汁の与え過ぎには注意して下さい。

でんぷんなどの栄養分が多く含まれている為、害虫やカビの発生の原因になる事もあります。

何事も適度な量でこそ効果があります。

≪ 洗い物 ≫

フライパンや鍋、食器など油汚れにはお米のとぎ汁が効果的です。

洗い桶にとぎ汁を溜め、そこにしばらくつけておくだけでOKです。

日本では昔から米糠を洗剤として利用してきました、これで洗剤などは使わなくてもOKでしょう。

環境にも優しいのでとても良いと思います。


≪ 陶器強化 ≫

茶碗,湯のみ,土鍋など買ったばかりの陶器は消毒やアク抜きに熱湯に浸します。

この際、とぎ汁を利用すると良いでしょう。

陶器が長持ちします。

理由は細かい凹凸部分にとぎ汁の成分が浸透し、パテ埋めのような作用をすると言われます。


≪ 拭き掃除 ≫

米のとぎ汁にタオルや雑巾を浸しそれで拭くと汚れが綺麗におちます。

最近よく見かける米糠(こめぬか)石鹸は、米糠のこういった特徴を利用されているかと思われます。

γグロブリンが界面活性剤の役割をすると言われます。

お風呂や洗面台などの拭き掃除に利用される方もいらっしゃいます。


≪ 洗顔 ≫

とぎ汁で顔を洗うと良いそうです。

とぎ汁を容器に入れしばらく置いておき沈殿した糠(ぬか)を使用される方もおられるようです。

お肌がツルツルになるという声も耳にします。

但し、注意しなければいけないと思う点は、お米についた農薬です。

精米でおとしきれなかった糠(ぬか)なので、個人的な意見としては無農薬でないと安心出来ません。


≪ 煮物の下ゆで ≫

野菜の煮物には、下ゆでする際とぎ汁を利用すると苦味がなくなります。

糠(ぬか)の匂いが残るのを防ぐ為に、上澄み液のみお使いになられると良いかと思います。

野菜そのものの旨味はなくなる事はありませんので是非お試し下さい。

とぎ汁に含まれる栄養分も染み込み、一石二鳥ではないでしょうか。



米糠は農作物を収穫した後に、肥料として田畑にまいたりされたりもします。

糠には非常に栄養があるのです。



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