食品の風味や見た目を良くし、保存期間を長持ちさせ食中毒を防止するなどの理由で、様々な食品添加物が使用されています。
法律により認められている添加物の中にも、長期による摂取により、体にわずかながらも悪影響を及ぼすものや、過去悪影響なしと認可されている添加物の中でも、現在では使用禁止になった添加物などもあるようです。
事実を知れば知るほど、できるだけ無添加であるものを口にすることを心がけたくなるものです。
添加物の中には内臓悪化やアレルギーの原因になるものや、発ガンの危険性があるものも日本では流通されています。
原則として食品添加物は物質名を表示する事になっていますが、分かりやすいよう簡略名や類別名などで表示されていることもあります。
例えばビタミンCはアスコルビン酸と表示されます。
また、甘味,着色料,保存料,増粘剤,安定剤,ゲル化剤,酸化防止剤,発色剤,漂白剤,防カビ剤または防ばい剤については、消費者の選択に役立つ情報として用途名と物質名が併せて表示されます。
例えば『保存料(ソルビン酸K)』『甘味料(ステビア)』と表示します。
イーストフード,ガムベース,かんすい,苦味料,酵素,光沢剤,香料または合成香料,酸味料,軟化剤(チューインガム軟化剤),調味料(その構成成分に応じて種類別を表示),豆腐用凝固剤又は凝固剤,乳化剤,pH調整剤膨脹剤、膨張剤、ベーキングパウダー、ふくらし粉,の14種類の用途で使用する場合には、使用の目的を表す一括名で表示することが認められています。
例えば、微量の物質を調合して作られる食品用香料は、配合した物質全てを表示するよりも、『香料』と表示した方が分かりやすいからだと言われます。
簡単に食品添加物をまとめてみました。
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